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いちはやく救い出すために
いちはやく救い出すために
あとを絶たない児童虐待、社会の闇に挑む衝撃の問題作
あとを絶たない児童虐待、社会の闇に挑む衝撃の問題作

Introduction

イントロダクション

あなたは189を知っていますか?

 “189”とは児童虐待から“いちはやく”子供を助けるための児童相談所虐待対応ダイヤルです。児童相談所の虐待に関する対応件数は年々増え続け、その業務は逼迫しています。この映画は、実際の事件から着想を得て、「児童虐待という社会問題に少しでも関心を持っていただきたい」という想いから作られました。
 主演を務めるのは、映画やドラマ、舞台などで俳優・歌手として活躍する中山優馬。児童福祉の現場に戸惑いながらも、苦悩や葛藤を経て成長していく新人児童福祉司の姿を繊細に演じています。
 共演には、夏菜、吉沢悠、前川泰之、平泉成、灯敦生、太田結乃に加え、ものまねタレント・コロッケとして活躍する滝川広志、ジャニーズ事務所で中山の後輩でもある寺西拓人といった実力派俳優が顔を揃えました。監督には、映画『eiko』(04)、『ゆずりは』(18/主演:滝川広志)で繊細な人物描写を表現した加門幾生。児童虐待という“現代の闇”とも言えるテーマに挑みます。
 この冬、最高のキャストとスタッフがお贈りする本作を通して、助けを求める子供たちと、その現場で働く人々の現実に触れてください。

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Story

ストーリー

この子を助けたい! 新人児童福祉司の
奮闘をリアルに描いた人間ドラマ

児童相談所虐待対策班で働く新人児童福祉司の坂本大河(中山優馬)は、ある日、シングルマザーの母親に虐待され、一時保護所にいた4歳の藤沢芽衣を母親の元に帰す現場に立ち会う。
翌日、大河は芽衣が亡くなったと知らされショックを受ける。上司の安川(前川泰之)から休養を取るように言われる大河だが、生前の芽衣が「家に帰りたくない!」と訴えていた姿を思い出し苦悩した末、辞表を手に職場へ向かう。その時、父親にひどい虐待を受け、病院に搬送された6歳の増田星羅(太田結乃)の元へ向かってもらえないかと職場から電話が入る。病院で面会した大河に星羅は、「いまのパパはいらない……家に帰りたくない」と告白する。父親の勝一(吉沢悠)は、星羅の傷は「娘が自分でやったこと」と虐待を否定。大河たちが星羅を一時保護すると告げると、「星羅は私の娘だ!連れて帰る!」と怒鳴り出す。医師から星羅の傷は、虐待によるものである可能性が高いと聞かされた大河は、星羅を一時保護所に預け、弁護士の秋庭詩音(夏菜)と共に虐待の事実を立証し、勝一と妻の典子(灯敦生)の親権を停止にできないかと奔走するのだが……。

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Cast / Staff

キャスト / スタッフ
  • 中山 優馬

    中山 優馬Yuma Nakayama

    坂本大河 (児童福祉司)

    1994年生まれ、大阪府出身。12歳でジャニーズ事務所に所属し、アイドルとして人気を得て、08年にTVドラマ「バッテリー」でドラマ初出演にして初主演を果たす。その後、TVドラマ「恋して悪魔 〜ヴァンパイア☆ボーイ〜」で主演を務め、主題歌「悪魔な恋」も担当。この曲でオリコン史上最年少初登場1位を獲得する。16年には映画『ホーンテッド・キャンパス』で映画初主演。その後も、主演を務めたTVドラマ「Piece」をはじめ、「北斗 ―ある殺人者の回心」、WOWOWドラマ「トッカイ ~不良債権特別回収部~」、映画『曇天に笑う』(18)などに出演。15年には自身初の単独ソロコンサートを開催。また、近年では舞台「ドリアン・グレイの肖像」、劇団☆新感線「偽義経冥界歌」、「シンフォニー音楽劇『蜜蜂と遠雷』 ~ひかりを聴け」など話題作に多数出演する。21年9月には、主演を務める舞台「ロック☆オペラ『ザ・パンデモニアム・ロック・ショー ~The Pandemonium Rock Show~』」が控えている。

  • 夏菜

    夏菜Natsuna

    秋庭詩音 (弁護士)

    1989年生まれ、埼玉県出身。05年、16歳から芸能活動を始め、いくつかのTVドラマに出演した後、映画『GANTZ』(11)での体当たりの演技で一躍注目を浴びる。12年、NHK連続テレビ小説「純と愛」のヒロインに抜擢され連続ドラマ初主演を果たし、以降、数々のTVドラマ、映画、CMなどに出演。主な出演作にTVドラマ「ダブルス 〜二人の刑事」、「スペシャリスト」、「ハケンのキャバ嬢・彩華」、「デイジー・ラック」、「庶務行員・多加賀主水」シリーズ、「リカ」、「人生が楽しくなる幸せの法則 チェインストーリー」、「スイートリベンジ」、映画『君に届け』(10)、『監禁探偵』(13)、『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』(13/声の出演:クラウディア・ベルッチ役)、『田沼旅館の奇跡』(15)、『鋼の錬金術師』(17)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』(18)、『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』(21)など多数。音楽番組のMCやバラエティでも活躍中。

  • 吉沢 悠

    吉沢 悠Hisashi Yoshizawa

    増田勝一 (星羅の父親)

    1978年生まれ、東京都出身。98年に俳優デビュー。以降、映画、テレビ、舞台など幅広く活躍し、主演から脇役まで数多くの役を演じ分ける。映画『星に願いを。』(03)に初主演し、一躍注目を浴びる。その後、『Believer』(04)、『逃亡くそたわけ―21才の夏』(07)、『孤高のメス』(10)、『道 ―白磁の人―』(12)、『アイアムアヒーロー』(16)、『ちょき』(16)、『エキストランド』(17)など、数々の映画に出演。19年には、種子島の美しい海を舞台にした映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード2nd Wave』で、役作りのために、肉体改造をした見事なサーフィン姿を披露した。近年では、役者の幅を広げ、人間味あふれる演技で幅広い層から支持される。主演の中山優馬とは、21年1月~4月まで放送したWOWOWの連続ドラマW「トッカイ」に続いての共演となる。

  • 前川 泰之

    前川 泰之Yasuyuki Maekawa

    安川信弘 (大河の上司)

    1973年、東京都出身。モデルとして93年より多数のファッション誌、海外コレクションなどの世界的ファッションショーの舞台で活躍。その後、俳優としての活動を開始し、05年、TVドラマ「夢で逢いましょう」で俳優デビューを果たす。07年、『俺は、君のためにこそ死ににいく』でスクリーンデビューし、その後、多数のドラマ、映画に出演するようになる。主な出演作は、TVドラマでは「電車男」、「半沢直樹」、「美女と男子」、「ドリームチーム」、「ゲキカラドウ」、NHK大河ドラマ「風林火山」、「真田丸」、映画では『天空の蜂』(15)、『Fukushima50』(20)など。17年には「仮面ライダービルド」の出演で若い世代への人気が高まり、19年のTVドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」に仮面ライダーを彷彿させるシーンで登場し話題を呼んだ。教養番組や番組ナレーションなどでも幅広く活躍中。

  • 太田 結乃

    太田 結乃Yuno Ohta

    増田星羅 (増田家・長女)

    2012年生まれ、埼玉県出身。子役としてTVドラマ、映画、CMなどで活躍中。21年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演する。主な出演作に、TVドラマ「刑事7人シーズン4」、「ほんとうにあった怖い話」、「爆報!THEフライデー/矢幡洋篇」、「鈍色の箱の中で」、「魔進戦隊キラメイジャー」、「警視庁・捜査一課長2020」、「世にも奇妙な物語20春の特別編/しみ」、「仮面ライダーセイバー」、「ハルとアオイの弁当箱」、「ほんとうにあった怖い話 2020特別編」、「今野敏サスペンス 鬼火 警視庁強行犯係・樋口顕」、「コールドケース3 〜真実の扉〜」、「大富豪同心2」、「ライオンのおやつ」、「彼女の裏の世界」、映画『生きちゃった』(20)、『地獄の花園』(21)などがある。マクドナルドやタカラトミー、JA共済などのCMでも活躍中。

  • 灯 敦生

    灯 敦生Atsuki Tomori

    増田典子 (星羅の母親)

    1994年生まれ、東京都出身。日本大学藝術学部在学中に映画『イタズラなKiss The Movie』シリーズ(16〜17)で俳優デビュー。同年、『docomo』などのWeb広告脚本を手がけ、以降、脚本家としても活躍する。北海道を3300km旅した映画『ニート・ニート・ニート』(18)ではヒロインを演じて話題に。主な出演作に映画『マスタード・チョコレート』(17) 、舞台「モガリノミヤ ―乱歩」(18)他。「痛快TVスカッとジャパン」などバラエティにも出演。20年、自身も出演したTVドラマ「病室で念仏を唱えないでください」のスピンオフドラマ脚本をはじめ、映画『狂武蔵』、配信劇「ママンザイ」、舞台「君の顔なんかイモみたい」など執筆。21年は、TVドラマ「お耳に合いましたら。」で初めて地上波ドラマ脚本を担当した。また、ミュージックビデオ監督、小説の監修や寄稿、アイドルへの作詞提供などマルチに活動。22年公開予定のドキュメンタリー映画『裸を脱いだ私』では、監督を務める。

  • 平泉 成

    平泉 成Sei Hiraizumi

    坂本 清 (大河の祖父)

    1944年生まれ、愛知県出身。『酔いどれ博士』(66)で正式デビューした後、数々の映画に出演。80年代からはTVドラマにも出演し、優しい父親、厳格な上司、情けないおじさんなど、幅広い役柄を演じるバイプレイヤーとして活躍中。近年の主な出演作にTVドラマ「MR.BRAIN」、「家政婦のミタ」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」、「過保護のカホコ」、「闇の伴走者~編集長の条件」、「バイプレイヤーズ」、映画『コドモ警察』(13)、『箱入り息子の恋』(13)、『海月姫』(14)、『はなちゃんのみそ汁』(15)、『金メダル男』(16)、『シン・ゴジラ』(16)、『体操しようよ』(18)、『一粒の麦 荻野吟子の生涯』(19)など多数。アニメーション映画『花とアリスの殺人事件』(15)、『天気の子』(19)などに声の出演もしている。NHK大河ドラマは「徳川家康」、「天地人」、「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」に続き、「青天を衝け」にも出演中。

  • 滝川 広志

    滝川 広志(コロッケ)Hiroshi Takigawa

    青島 守 (上越妙高児童相談所・所長)

    1960年生まれ、熊本県出身。300種類以上のものまねのレパートリーを持ち、TVやラジオ出演の他、全国各地でのものまねコンサート及び、東京明治座など大劇場での座長公演を定期的に務める。アメリカ・ラスベガスなど全米各地、中国、韓国、オーストラリアの公演も成功を収め、浅草演芸大賞・新人賞、ゴールデンアロー賞・大賞及び芸能賞、13年に松尾芸能賞・演劇優秀賞を受賞。14年には、ものまねタレントとして芸術文化の振興に貢献したと功績が認められ、文化庁長官表彰を受賞、16年には日本芸能大賞を受賞。アニメや海外ドラマ、映画やドラマなどにも出演し、18年6月公開の『ゆずりは』で、本名「滝川広志」として映画初主演を果たした。その他の出演作にTVドラマ「水戸黄門」(29部・30部)、『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(14) など。12年、東日本大震災の被災地支援活動により、防衛省防衛大臣特別感謝状を授与された。

  • 寺西 拓人

    寺西 拓人Takuto Teranishi

    木村来夢 (育児放棄の疑いがある男)

    1994年生まれ、神奈川県出身。08年にジャニーズ事務所に入所。ジャニーズJr.の中でも、抜群のダンススキルに定評があり、数々の舞台を中心に活躍し、19年、「マラソン」で舞台初主演を務めた。これまでに出演した主な舞台は「SUMMARY」、「PLAYZONE 2010 ROAD TO PLAYZONE」、「ABC座」、「DREAM BOYS」(14)、「SHOCK」シリーズ(17~21)、音楽喜劇「のど自慢 ~上を向いて歩こう」、「THE CIRCUS!」シリーズ、「トムとジェリー 夢よもう一度」など。21年にはミュージカル「Endless SHOCK ―Eternal―」のほか、「流星セブン ~暁の操り人~」、「検察側の証人」の舞台に立ち、「49」、「ストロベリーナイト・サーガ」、「ボイス 110緊急指令室」などのTVドラマに出演。映画『Endless SHOCK』でスクリーンデビューを果たした。同年4月、ジャニーズJr.を卒業。ひとりのアーティストとして活動を開始する。今後の待機作に、21年11月上演予定のミュージカル「マイ・フェア・レディ」、22年のミュージカル「四月は君の嘘」がある。

  • 加門 幾生

    加門 幾生Ikuo Kamon

    監督

    北海道出身。故・渡邊裕介監督に師事して助監督として多くの映画・TVドラマに付き学ぶ。北野武監督『その男、凶暴につき』(89)や吉田善重監督『嵐が丘』(88)、勝新太郎監督『座頭市』(89)、などの映画作品にも付き、映画『催眠』(99)、『笑いの大学』(03)で監督補を務めた。草彅剛主演のTVドラマ「いいひと。」で初めて演出を担当、以降次々とドラマを手がけ、2001年放送の月9ドラマの大ヒット作「HERO」に演出で参加。担当した第8話で視聴率36.8%という驚異的な数字を叩き出した。その他の演出作品にTVドラマ「甘い結婚」、「殴る女」、「恋愛詐欺師」、「生きるための情熱としての殺人」、「偽りの花園」、「ママはニューハーフ」、「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」などがある。04年、麻生久美子・沢田研二主演の映画の『eiko』で監督デビューを果たし、18年には本作にも出演している滝川広志(コロッケ)主演の映画『ゆずりは』を監督した。

  • 長津晴子

    長津晴子Haruko Nagatsu

    脚本家

    東京出身。シラキュース大学映画学科、ニューヨーク市立大学映画学科卒業後、NYの映像制作に携わった後、台北で映像制作に従事。日本シナリオ大賞の受賞を機に帰国し、デビュー。現在、映画、アニメ、ドラマ、小説等を執筆。英語と中国語が堪能。海外作品も手掛けている。本作は、長年、子どもの人権問題に携わり、丹念に取材を重ねて執筆したものである。他に映画作品として、沢口靖子主演『校庭に東風吹いて』、場面緘黙症の子どもと教師のふれあいを描き、こども国際映画祭沖縄グランプリ、日本映画復興奨励賞を受賞。日中合作映画、渡部篤郎主演『最後の恋、初めての恋』、『ABOUT LOVE』 等。TVドラマとしては『ドクター彦次郎5〜』、NHK年末スペシャルドラマ『黒蜥蜴』、『本当にあった怖い話』等。アニメ作品としては『DIABOLIK LOVERS』、『刀語』、『スティッチ!』『プリキュア』他多数。

降幡 愛Ai Furihata/
「東から西へ」(Purple One Star)

主題歌

長野県出身。2015年にTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の黒澤ルビィ役で本格声優デビュー。同作品のスクールアイドルグループAqoursのメンバーとして活動し、18年には東京ドーム2Daysのライブにて、国内外のライブビューイングを含め、15万人を動員。同年末の第69回NHK紅白歌合戦に出演を果たす。20年9月23日には、全曲の作詞を手がけたミニアルバム「Moonrise」でソロアーティストデビュー。収録曲「CITY」が、全国の主要FM・AMラジオでのオンエア楽曲調査(エアモニ)にて、9月21日から27日のウィークリーオンエアチャートで総合4位を獲得した。21年4月には「降幡 愛 1st Live Tour APOLLO」をZepp4会場で開催し、7インチシングルレコード「AXIOM」を発売した。声優としての主な出演作はTVアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」(ゴメちゃん役)、『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』(19/リズベット役)、『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』(19/黒澤ルビィ役)など。

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相関図
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